渋野 納得のイーブン発進「全体的に安定したゴルフができた」

 第1ラウンド、11番でバーディーパットを決め、笑顔を見せる渋野日向子=ミッションヒルズCC(共同)
 第1ラウンド、11番でバーディーパットを決める渋野日向子=ミッションヒルズCC(共同)
 第1ラウンド、11番でティーショットを放つ渋野日向子=ミッションヒルズCC(共同)
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 「米女子ゴルフ・ANAインスピレーション・第1日」(1日、ミッションヒルズCC=パー72)

 2021年の海外メジャー初戦が開幕した。渋野日向子(22)=サントリー=は2バーディー、2ボギーの72で回り、イーブンパーでホールアウトした。

 「今日は全体的に安定したゴルフができた。気持ち的にはアンダーで上がりたいなと思う部分はあったんですけど、最近にしてはすごく安定したゴルフができた」と納得の表情で振り返った。

 渋野は日本時間1日午後11時32分に10番から出て、パー発進。11番パー5でバーディー先行。17番パー3でティーショットをグリーン右手前のバンカーに入れ、寄せられずボギーとした。後半アウトは2番パー5で難しい下りのフックラインを沈めてバーディーを奪ったが、5番パー3でボギーをたたき、スコアを伸ばすことはできなかった。

 ウエッジを4本に増やした新しいクラブセッティングで臨む海外初戦だが「ちょっとずつ距離感が自分の中で分かりだしてきたので、大きなミスがない。落としたいところには落とせていた。あとはもっと精度を上げる練習が必要」と手応えを口にした。

 この日はティーショットでフェアウエーを外したのは2ホールだけという安定感。米ツアー参戦を見据えて改造中の新スイングについても「今日は本当に最後まで振り切れた。個人的には最近にしてはすごくいいなと思いました」と表情は明るかった。

 第2ラウンドは現地時間2日午後スタート組で、日本時間3日午前4時22分ティーオフ予定。「明日以降もやるべきことをしっかりやり通し、いいスコアで上がれるようにしたい。明日も自分の納得のいくゴルフができるように頑張りたい」と前向きに話した。

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