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渋野日向子 逆転Vで“笑金女王”だ!一時単独首位も17、18番連続ボギーで3位

 「女子ゴルフ・LPGAツアー選手権リコー杯・第3日」(30日、宮崎CC=パー72)

 賞金ランキング3位の渋野日向子(21)=RSK山陽放送=が5バーディー、4ボギーの71で回り、通算5アンダーの3位とした。首位のイ・ボミ(韓国)とは2打差。逆転優勝、さらには鈴木愛、申ジエと争う賞金女王も十分狙える位置で最終ラウンドに臨む。

 ホールアウト後しばらくたっても、渋野のほおは膨らんだままだった。一時単独首位に立ったが、上がり2ホールでの連続ボギー。「台無し。50点。17番のボギーでぶち切れましたね」

 それでも、だ。1打伸ばして首位と2打差、3位は最終日、十分に期待を残す位置にいる。

 最終盤にさしかかる前にも、うまくいかない場面はあった。パーを拾いながら迎えた5番パー3では、ティーショットをグリーンオーバーさせ、ラフから約6メートルのアプローチが大ショート。直前の4番で2・5メートルのバーディーパットを外していただけに、ここでのボギーはこの日“初イライラ”となったが、渋野には格好の味方がいる。大ギャラリーに交じる子供たちだ。

 次のホールに向かうジョイントには、かわいい顔が並ぶ。子供が大好きな渋野は、小さい手を出されるとすかさずハイタッチ。柔らかいほっぺをなでて「癒やされます」と、シブコスマイルを取り戻す。

 すると6、7番で連続バーディーのバウンスバック。9番パー5では残り45ヤード、花道からのアプローチがカップに当たって上30センチに止まる“OKバーディー”の快進撃だ。

 これがあったからこそ、連続ボギーフィニッシュでも「(優勝を)狙える位置」に踏みとどまれた。

 崩れた理由も分かっている。13番パー5ではティーショットを気持ちよく振り抜いたが、右からの風に乗ってしまい、左の林へ。その後3オンにも失敗しての、ボギー。ここで「メンタルにきた」ことで、力みが出てティーショットがすべて左へ飛んでいくことになった。

 ホールアウト後は、1時間かけて修正に取り組んだ。「練習して、寝たら切り替えられますから」と渋野。激動の“シブコイヤー”は泣いても笑ってもあと1ラウンド。

 「優勝が一番の恩返し。自信は60%ですかね~、…です!」。そうなれば逆転で、21歳16日での最年少賞金女王の可能性も高まる。最終日も小さな手と柔らかほっぺに後押しされ、進撃あるのみ、だ。

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