石川遼が首位発進!2大会連続Vへ充実 連続ボギーから大逆襲7バーディー
「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第1日」(22日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
7月の日本プロに続く2大会連続優勝を目指す石川遼(27)=CASIO=が4連続を含む7バーディー、2ボギーの5アンダー67をマークし、P・ミーサワットと並び首位発進した。梁津萬が1打差の4アンダー68で3位。堀川未来夢、幡地隆寛ら4人が3アンダー69で4位に並んだ。
見事な巻き返しだった。石川は出だしの10番で第1打を池に打ち込んでボギー発進。続く11番もボギーをたたいたが、そこから7個のバーディーを量産し終わってみれば首位タイ。2週連続Vへ絶好の位置につけた。
「最初はミスショット。でも、すぐにこういうこともあるかなという感じで、1打1打いいショットをつなげていけば、大たたきはないだろうと思ってプレーした」
日本プロ以来約1カ月半ぶりの試合も手ごたえは十分だった。その象徴的なショットとして挙げたのが16番パー3の第1打。右斜めからの向かい風に対し普段より1番手大きい6Iでストレートに近いフェードを打ち2メートルにピタリ。「今日が80点ならその8割が16番のショットのおかげ」と充実感を漂わせた。
男子ツアーがなかった期間中に女子ツアーは渋野日向子のメジャー優勝で大盛況だが、マイペースを貫く考え。「今週は渋野さんのこともあって注目されると思っていたけど、ブレずにやることが大事」と話した。
今週からキャップ、ウエアがキャロウェイゴルフが日本展開する「トラヴィスマシュー」になり、この日はシューズ以外黒ずくめのスタイルでプレー。「素材感も違うし新鮮。リラックス感がある」。ウエアも武器に2大会連続Vで男子ツアーを盛り上げる。