LPGA小林浩美会長、3大会継続で「放映権の考え方明確に」

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は25日、今季のツアー日程として3大会を開催すると発表した。同協会は昨年のツアー日程発表で、3大会の日程が外されていたが、継続されることになる。今回の3大会継続に、小林浩美会長も「画期的なこと」とのコメントを発表した。

 大会継続が発表されたのは「KKTバンテリンレディスオープン」(4月19日~21日、熊本空港CC)「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」(5月24日~26日、中京GC石野C)「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月27~29日、利府GC)の3大会。

 これまで大会主催者が管理していた放映権を、LPGA側が一括管理するとしたことに、放送していた日本テレビ側が反発し、交渉が決裂。昨年の日程発表時にはこれらの3大会は開催しないとされていた。

 今回の大会継続が決まり、小林浩美会長も協会を通じコメントを発表。「主催者様と弊協会との間で放映権の考え方について合意することができ、大会開催に至りましたこと、大変嬉しく存じます」と、日本テレビ側との考えが合意したとし「この度の交渉を経て、全ての主催者様がトーナメント中継映像における選手の肖像の価値を認めてくださったことは大変意義のある、画期的なことです」と、主催者側にも感謝。

 「これにより、弊協会創立以来51年間あやふやだった、LPGAツアーにおける放映権の考え方が明確になりました」と、改めてLPGA側が放映権を管理すると強調、今後は「国内外への動画配信を一括管理することができる体制に」なったことから「そこに向けて鋭意努力致す所存です」と、放映権を使った新たな動きを見せていくとした。

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