松山英樹、不完全燃焼…変わらぬ不振に「どうして?」と渋い表情

 「男子ゴルフ・ダンロップフェニックス・第3日」(17日、フェニックスCC=パー71)

 不完全燃焼だった。大会の主役を張るはずが“裏街道”のインスタート組。松山は14番パー4で第2打を1メートルにつけてバーディーが先行も15、17番をボギー。18番パー5で2オン2パットのバーディーを奪い、ようやく“らしさ”を見せた。

 予選ラウンドはショートパットが入らず、スコアを伸ばせなかった。この日はエースパターと同タイプながら別のパターを投入。「何を使っても入らないので、替えてもいいかなと思った。どうして入らないのか?何でしょうね。その原因が分かれば」と渋い表情で言葉を絞り出した。

 それでも救いはあった。パットと同じく悩んでいたアイアンショットに切れが戻り、バーディーチャンスを作れるようになった。「今日はアイアンがすごくよかった。あとはパットが入ってくれればという感じだったけど、入ってくれなかった」。最終日は首位と9打差あり、逆転優勝は厳しいが「明日はフェアウエーからセカンドを打てて、パットが入れられるように練習して臨みたい」と前を向いた。

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