奈紗が樋口以来40年ぶりの大会連覇 記録づくめの2週連続V

 「女子ゴルフ・日本女子オープン・最終日」(1日、我孫子GC=パー72)

 単独首位で出た畑岡奈紗(18)=森ビル=が8バーディー、1ボギーの65で回り、国内女子メジャー大会での最少ストロークを更新する通算20アンダーまでスコアを伸ばし、ぶっちぎりで逃げ切り。1976、77年の樋口久子以来40年ぶりの大会連覇、前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに続く2週連続Vを果たした。2位の申ジエ(韓国)に8打の大差。節目の50回大会を記録ずくめの圧勝で飾った。

 最終18番、30センチのウイニングパットを沈めると、畑岡は両手を高々と突き上げた。2位に8打差をつける記録ずくめの大独走V。通算72勝のレジェンド樋口久子に肩を並べる大会連覇を成し遂げ「自分ができるとは思わなかった。すごく光栄」と喜びを爆発させた。

 アマチュアでの優勝から1年。異次元の強さを見せた。2位の申ジエ、金楷林に2打差でスタート。楽観視はできない状況だったが、出だしの1番パー5で20ヤードのアプローチを奥1メートルに寄せてバーディー先行。2番でボギーをたたいたが、3番で1・5メートル、4番で2メートルを入れて連続バーディー。6番では7メートルのバーディーパットを入れて、前半で独走態勢を固めた。

 後半も攻め手を緩めず、11番は手前から10メートルのバーディーパットをジャストタッチで放り込んだ。17番パー5でラフから30ヤードの第3打を80センチにピタリと寄せ、前日のホールアウト後に公言した目標の20アンダーに到達。「本当に届くとは思わなかった。今日はすごくいい流れだった。できてうれしい」と達成感に浸った。

 2週前に我孫子GCのメンバーと2日間の練習ラウンドを行い、攻略法を授かった。「隅々まで教えていただき、攻め方が頭の中にできていたのがよかった」と勝因に挙げた。

 この優勝で3年シードを獲得。来年も米ツアーを主戦場に戦っていく考えで大きな支えとなる。11月下旬には米ツアー最終予選会(フロリダ)を受験する予定。「今年は準備が整わないまま行ってしまったので、来年は万全の状態でいきたい」と目線を上げた。

 くしくも今年は尊敬する宮里藍が現役を引退。そのフロンティア精神を受け継ぐひとりとして「これからは私たちの世代が日本を引っ張っていくべきだと思う」。将来の大目標は東京五輪金メダル。新日の丸エースには、40年ぶりの快挙も通過点に過ぎない。

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