「女子ゴルフ・センチュリー２１レディース」（２１日開幕、瀬田ＧＣ西Ｃ＝パー７２）

　前週の女子メジャー、全米女子オープンで５１位に終わったものの、大会４日間のドライバー平均飛距離が２５６・５９ヤードで１位になった葭葉ルミ（２４）＝富士住建＝が２０日、センチュリー２１レディス（２１～２３日）の会場となる大津市の瀬田ＧＣ西Ｃで練習した。

　２日前の夕方に帰国したばかりという葭葉は「今は疲れはそんなに感じていないです」と元気回復。出発前は「（ドライバーの飛距離で）５位以内に入れたらいいな～」と軽く考えていたが、「予選ラウンドのデータを見たら１位だったので、３日目、最終日は意識して計測ホールはかなり振りました」という。優勝した韓国の朴城炫を０・５ヤード上回っての第１位とあって、「自信になりました。優勝者より上に行けたのは気分がいい」と、日本ツアーの飛ばし屋ナンバーワンの実力を発揮して笑顔。

　「飛ばす秘訣（ひけつ）はおなかの底から力を出すこと。練習ではテニスのシャラポワみたいに声を出して打つこともやってます」とか。声を出せば、あと１０ヤード以上の伸びしろがあるそうだ。