片岡粘った単独首位「ほぼ100点」

 「男子ゴルフ・中日クラウンズ・第2日」(29日、名古屋GC=パー70)

 7位から出た片岡大育(27)=Kochi黒潮CC=が1バーディー、1ボギーの70で回って通算4アンダーとし、単独首位に立った。1打差の2位には前週優勝の池田勇太とブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)。初日首位の稲森佑貴が通算1アンダーの8位。通算5オーバーまでの60選手が決勝ラウンドに進み、尾崎将司は17オーバーで予選落ちした。

 吹き荒れる強風と特有の硬いグリーン。上位選手が軒並みスコアを崩す中、イーブンパーで回った片岡が首位に浮上した。花粉症に苦しみながらもマスク姿で乗り切り「『しのぎの片岡』です。ピンチもあったけど、アプローチとパターが良かった。ほぼ100点」と大きく息をついた。

 「和合では100ヤード以内が勝負になる」と踏んで今週からウエッジを新調。コーチを呼び寄せてスイングを矯正した。5番で残り40ヤードのバンカーショットをピンそばに寄せるなど、ラフやバンカーに入れながらも、我慢強くリカバリーした。ギャラリーが増えた17番からはマスクも外し「カメラを意識した」と照れ笑いを浮かべた。

 昨年5月の関西オープンでツアー初優勝を果たした27歳。「春先は苦手だけど、チャンスをものにしてもう1勝したい」と闘志をたぎらせた。

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