ニュージーランドが3位、6トライでウェールズを圧倒
「ラグビーW杯・3位決定戦、ニュージーランド40-17ウェールズ」(1日、味の素スタジアム)
準決勝でイングランドに敗れ3連覇の夢がついえたニュージーランド(オールブラックス)が3位決定戦でウェールズに大勝し、意地を見せた。
今大会最後の「ハカ」は「カマテ」を披露。対するウェールズは準決勝でイングランドがV字を描いて対抗したような特別な動きは見せず、横一列に肩を組んで受け止めた。
ニュージーランドは、PGに失敗した直後、前半5分にムーディが先制トライ。コンバージョンもモウンガが決めた。
13分にはのB・バレットがトライ。コンバージョンも決まり14-0としたが、19分にはウェールズのエーモスが1トライを返した。コンバージョンも決まりニュージーランドのリードは7点差になった。27分にはPGも決まり、4点差まで詰め寄った。
この後、33分にB・スミスが飛び込んで3トライ目。40分経過のホーンが鳴った後にもB・スミスがこの試合2本目のトライをマークした。ニュージーランドは4トライ4コンバージョンにより28得点。28-10とした。
後半は開始直後にニュージーランドのクロティがトライを奪い、さらにリードを広げた。ウェールズも選手を入れ替え反撃を測り同19分にアダムズがトライ。コンバージョンも決まりニュージーランドのリードは22点に縮まった。
しかし、同36分にはモウンガが飛び込んでトライ。コンバージョンは外れ40-17とした。結果として、前半4本、後半2本(コンバージョンは5本成功)の計6トライでウェールズを圧倒したニュージーランドが3位となった。