箱根から世界へ!日本の陸上長距離界を引っ張る〝箱根OB〟

2020年、東京五輪イヤーが始まった。お正月の風物詩とも言われる箱根駅伝は青山学院大が新記録で総合優勝。現在の日本長距離界をリードする〝箱根OB〟や「山の神」として伝説になった選手たちを挙げたみた。

公開日:2020.1.8

【箱根駅伝】
2区6位(14年)、5区1位区間新(15年)、5区2位(16年)

 箱根駅伝は2年時にエース区間の2区、3年時に山上りの5区で区間賞を獲得し、総合優勝。4年時も5区を走り、区間2位で2連覇に貢献した。卒業後にコニカミノルタに入社し、18年4月30日付で退社し、プロランナーへ転身。

相沢晃=東洋大=(2区で史上初1時間5分台)

福島が東北勢悲願の初V!区間賞・相沢「箱根駅伝の借りを返せた」

【箱根駅伝成績】
2区3位(18年)、4区1位区間新(19年)、2区1位区間新(20年)

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
鉄紺のプライドを示した。各校のエースがそろう伝統の“花の2区”に、東洋大の相沢晃(4年)が異次元の走りを刻み込んだ。

東洋大・相沢晃 驚異の2区区間新!モグスの記録上回る1時間5分台で走破

14位でタスキを受けるとグングンと加速。怒とうの7人抜きで、モグス(09年・山梨学院大)の従来の区間記録(1時間6分4秒)を上回り、史上初めて1時間5分台に突入する1時間5分57秒の区間新記録を打ちたてた。

東洋大・相沢晃 驚異の2区区間新!モグスの記録上回る1時間5分台で走破

 東京五輪はトラックで狙う予定。コンディションが合えば3月の東京マラソンで初マラソンにも挑む。「大迫(傑)さん、設楽(悠太)さんが出場されるなら、一緒に競っていいレースをしたい」。堂々たる口ぶりは“箱根から世界へ”の飛躍を十分に予感させた。

東洋大・相沢晃 驚異の2区区間新!モグスの記録上回る1時間5分台で走破

 “箱根OB”のさらなる活躍に期待しましょう!

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