元稀勢の里が大の里を評価「先場所よりかなりいい」も「まだ去年ほどじゃない」、琴桜にも高評価「先場所より圧力がある」【大相撲】
「大相撲九州場所」(11月8日初日、福岡国際センター)
二所ノ関一門の連合稽古が2日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われた。横綱大の里(二所ノ関)と大関琴桜(佐渡ケ嶽)が連続で20番取り、大の里の14勝6敗だった。
40分超、一番ごと時間をかけながら互いに集中した内容が展開された。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「お互い出来はかなりいいのではないか。琴桜は先場所より圧力があったので、お互いにとっていい稽古になったと思う」と評価した。
弟子の大の里については「先場所よりかなり出来はいいと思う。いい具合で入っている。このまま伸びてくれればいいけれど。これでいいやと思わず、いい時こそっていうのが大事だと思う」と手応えを口にした。
昨年は3度の優勝を飾り、横綱に昇進した弟子。二所ノ関親方は昨年の好調時と比較して「あともう少しって感じですね。完璧に仕上がるには。まだ去年ほどじゃない」と復活途上であることを口にし「去年以上に強くなっていこうと思っていますからね」とさらなる成長を求めた。
9月場所で1年ぶり6度目の優勝を飾った大の里。右を差してからの圧力を示しつつ、左おっつけも威力を発揮した。「油断はせずにやる」と気を引き締めた。「去年ケガをした場所なので、嫌な残像が残っていると思う。払しょくできるよう頑張る」と前を向いた。
琴桜は大の里を一気に寄り切り、押し出す内容に合った。2年前に優勝を飾った場所に向けて「それなりに数ができたし、感覚的に悪くはない。ここから1週間の流れ。仕上がりも含めて、しっかり作っていく」と一定の手応えを語り、やはり表情を引き締めた。
