41歳11カ月・玉鷲 昭和以降最高齢で再入幕 衰えぬ向上心「新しい姿を見せたい」
「大相撲九州場所」(11月8日初日、福岡国際センター)
昭和以降最高齢となる41歳11カ月で再入幕を果たした玉鷲が28日、福岡県朝倉市の片男波部屋で2日続けて相撲を取り、十両玉正鳳に7勝4敗だった。3場所ぶりとなる幕内での闘いへ「新鮮な気持ちで頑張りたい。これくらい変わって戻ってきたという、新しい姿を見せたい」と衰えぬ向上心を口にした。
稽古場の土俵は廃校となった旧朝倉農高の校舎内にある。28日の福岡県内は秋晴れに恵まれた。相撲を取った後も四股や上半身のトレーニングでみっちりと汗を流し「本当に爽やかな天気。稽古場に光が差し込むのが好き」とほほ笑んだ。
2019年に朝倉市の親善大使に就任。山に囲まれ、夜は星空がきれいな環境を母国のモンゴルに重ね「第二の故郷」と表現する。番付発表の約2週間前から乗り込み「空気だけで体が太っていくのではないか」と心身共に充実している。
魁皇、白鵬に次いで史上3位の幕内在位は101場所目となる。「相手への力の伝え方など、考えながら稽古できている」と玉鷲。29日以降は高田川部屋に出向き、熟練の突き、押しにさらに磨きをかける。
