アジア大会 矢田みくにが銅メダル!22キロ付近で転倒のアクシデントも「ポジティブに走れました」笑い飛ばす ゴール後には日の丸掲げて最高の表情

 「アジア大会・女子マラソン」(26日、パロマみずほスタジアム発着)

 2度目のマラソンとなった矢田みくには銅メダルを獲得した。22キロ付近で転倒するアクシデントがあった中、「ポジティブに走れました」と懸命に走り抜いて2時間27分56秒で表彰台をゲットした。優勝はバーレーンのハブテ、2位は中国の次仁だった。

 序盤から先頭集団でじっくりと状況を見ていた矢田。17キロ地点を過ぎたところで一気にペースを上げた。これにより10人で形成していた先頭集団から2人が脱落して8人に。以降は集団の中にいたが22キロ付近でバーレーンの選手が転倒して巻き込まれ、その場に倒れ込んでしまった。

 すぐさま起き上がり、大きく遅れること無く集団の後方に位置した矢田。それでも27キロ地点を過ぎたところで再び先頭集団を引っ張る形になった。31キロを過ぎた時点で先頭集団は矢田を含めて4人に。35キロ地点でかぶっていた帽子を脱ぐと、苦しい表情を浮かべながらも先頭集団についた。しかし38キロ付近でバーレーンのハブテがスパート。矢田は3位に後退し、そのままゴールした。

 それでもゴール後には佐藤から祝福され笑みを浮かべた矢田。日の丸を掲げて最高の表情を見せた。「金メダルを目指していたので、悔しさと、準備不足がレースに出てしまった」と矢田。「自分らしく後先考えずに走れた」と振り返り、「みんな順位を狙うレースなのでゆっくりけん制する展開。ペースをあげるならちゅうちょなく。オリンピックの第一歩ととらえて走れました」と語った。転倒については「またかと思いながらも、逆にバランスが取れたと思ってポジティブに走れました」と笑い飛ばした。

 名古屋は雨が降りしきり路面も濡れた状態に。悪コンディションでのレースとなった。矢田は今年1月の大阪国際女子マラソンで初マラソン日本最高記録をマークして優勝を果たしていた。28年ロサンゼルス五輪の有望株が2度目のマラソンとなった国際大会でしっかりと結果を残した。

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