全柔連に個人から2億円寄付「期待に応えていきたい」25年度まで4季連続赤字を計上も黒字見込みに

 全日本柔道連盟は17日、理事会を行い、個人から総額2億円の寄付を受けたと発表した。株式会社BEANS INVESTMENT代表取締役会長兼社長で、大青柔道クラブ道場長を務める荻原紀男氏から。4月16日に1億円、9月に追加で1億円の寄付を申し出ているという。

 同社は22年度より全柔連のオフィシャルサポーターを務め、26年度からはオフィシャルサプライヤーとして支援している。全柔連によると、今回の支援には荻原氏の「高校時代に横須賀で初めてアメリカ人選手と稽古した際に、世界との差を感じた経験から、若い次世代の選手の育成に貢献したいという強い思い」が込められているという。

 全柔連は25年度までは4季連続で赤字。26年度の予算案でもマイナス2億円に迫る赤字を計上していたが、今回の寄付と全柔連の活動によって、黒字を見込んでいるという。この日の理事会では、修正予算を承認。全柔連は「荻原氏の多大なるご厚意と、柔道の未来を担う次世代への温かいご支援に、深く感謝を申し上げます」とし、高山健事務局長は「荻原さんの意志もお聞きしながら、寄付のご期待に応えていきたい」とした。

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