バレー男子4強進出!準決勝は日韓戦 高橋藍が最多14得点でインド撃破 ティリ監督「チームを引っ張ってくれている」

 試合後、インド選手から次々と記念撮影を求められる高橋
第1セット、バックアタックを決める高橋
第一セット、スパイクを決める西田
3枚

 「バレーボール・買取大吉男子アジア選手権・準々決勝、日本3-0インド」(10日、北九州市立総合体育館)

 「買取大吉アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」の準々決勝が行われ、1次リーグA組1位の日本はB組3位のインドに3-0でストレート勝ちし、4強入りした。高橋藍(25)=ルブリン=が14得点、石川祐希(30)=ジラート=と西田有志(26)=大阪B=がそれぞれ12得点をマークした。12日の準決勝で韓国と対戦する。今大会の優勝チームは2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得する。

 エースの右腕が、またしても火を噴いた。高橋藍がサービスエース4本を含む両軍最多の14得点を挙げ、ストレート勝ちで日本を準決勝へ導いた。「本当にこのトーナメントを勝つことが重要。そこをまずは無事成し遂げられた」。コートの真ん中で何度もほえた。

 第1セットは、高橋藍の強打から戦いの幕が開いた。5-3からはブロック3枚を打ち抜く強烈なバックアタック。第2セットは0-1から高橋藍の連続サービスエースを含む8連続得点を挙げ、連取した。「1、2セット目は、チームにリズムを持ってくることができた。非常に良かった」。チームの起爆剤となってみせた。

 第3セットは拮抗(きっこう)した場面もあったが、中盤に勝負は動いた。石川が強打で滞った空気を一掃し、その流れに高橋藍が乗る。12-13から7連続得点。決して主導権は渡さず、最後まで取り切った。

 1次リーグからの4試合で、17本のサービスエースを決めた高橋藍。8日のオーストラリア戦後には「サーブが鍵になると改めて感じた」というように、この日も力強いサーブで攻撃の起点をつくり、チームをけん引。ティリ監督も「サーブだけではなく、全ての分野において急成長中で上り調子。本当にチームを引っ張ってくれている存在」と全幅の信頼を置く。

 頂点まであと2勝。韓国との準決勝へ、高橋藍は「今日はもちろんいい部分はあった」としながらも「もっともっと改善できるポイントはある。さらにいいバレーボールをしていきたい」と、より高い質のプレーを求める。負けたら終わりの決戦。必ず五輪切符を手中に収める。

 主将の石川は韓国戦に向け「(韓国は)しっかり、いいバレーをしていた。僕たちも全てを出すしかない。間違いなく厳しい、難しい戦いになる。どのような状況でも勝つだけ」と鼻息を荒くした。オーストラリア戦から中2日で迎えたこの試合では12得点を挙げた。「1、2セット目は無駄なミスも減った。3セット目はもったいないミスがあったが、すぐに切り替えられた」と振り返った。

 ◆バレーボール男子のロサンゼルス五輪への道 開催国の米国を含む12チームが出場する。米国を除く11チームは①アジア選手権など各大陸選手権で優勝した5チーム②2027年のW杯(ポーランド)において①で出場権を獲得したチームを除く上位3チーム③28年ネーションズリーグ1次リーグ終了時における①②で出場権を獲得した8チームを除く世界ランキング上位3チーム。

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