バレー男子 日本3連勝でA組首位通過 高橋藍2連続エース!西田両チーム最多16得点 あと3勝で五輪切符
「バレーボール・買取大吉男子アジア選手権・1次リーグ、日本3-0オーストラリア」(8日、北九州市立総合体育館)
1次リーグが行われ、A組の日本はオーストラリアを3-0で下し、3連勝で首位通過して準々決勝に進んだ。高橋藍(25)=ルブリン=や西田有志(26)=大阪B=の強打がさく裂し、オーストラリアを圧倒した。日本の準々決勝は11日に行われ、対戦相手は未定。今大会の優勝チームは2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得する。
3戦全勝で盤石の1次リーグ突破を決めた。ともにA組首位を懸けた一戦で、日本はオーストラリアに快勝。16年リオデジャネイロ五輪の最終予選でストレート負けを喫し、出場を阻まれた因縁の相手に雪辱し、優勝へ大きな弾みを付けた。
初戦のオマーン戦、2戦目のバーレーン戦でいずれも19得点を挙げて大活躍の高橋がこの日も躍動した。エンドラインぎりぎりにサーブを打ち込むと、次は相手選手の間を狙って2連続エース。その後も左サイドからの強打や、空中で体をくるっと1回転しながら打つ“背面アタック”など、鮮やかな身のこなしで得点を量産した。
左の大砲も存在感を発揮した。この日、西田はオマーン戦で負傷した右膝にサポーターを巻いてコートに姿を現したが、その不安を吹き飛ばすような豪快なスパイクを連発。自身より20センチほど身長の高い相手と対峙しても「常に自分が優位に立っているメンタリティーでいる」と強気な姿勢を貫いた。サービスエースを決めて雄たけびを上げると、その後も持ち味の強打で加点し、両チーム最多の16点を記録した。
深津のトスワークからエバデダンや小野寺らミドル陣のクイックも効果的に決まり、最後は交代で入った宮浦の得点で決着。チーム全員で拳を掲げてコートで円陣を作り、高橋は「ナイス!ナイス!ナイス!」と連呼して笑顔を見せた。
1次リーグをストレート勝ちで締め、ここから先は負ければ終わりの一発勝負。「勝ち方は関係ない。あと3戦勝って五輪(出場)を決めたい」と真剣な表情で覚悟を口にした西田。この勢いのまま頂点まで突き進む。
◆高橋藍「いい感覚をつかんで決勝トーナメントに行きたいと思っていた。サーブが鍵になると改めて感じた。優勝を見すぎずに、目の前の相手に勝っていく意識で戦いたい」
【バレーボール男子のロサンゼルス五輪への道】
開催国の米国を含む12チームが出場する。米国を除く11チームは①アジア選手権など各大陸選手権で優勝した5チーム②2027年のW杯(ポーランド)において①で出場権を獲得したチームを除く上位3チーム③28年ネーションズリーグ1次リーグ終了時における①②で出場権を獲得した8チームを除く世界ランキング上位3チーム。
