山口茜が4強、メダル確定 わずか28分ストレート圧勝劇 エースの責任果たし安堵「ここまでくることができてよかった」
「バドミントン・世界選手権」(21日、ニューデリー)
各種目の準々決勝が行われ、シングルスは女子で前回覇者の山口茜(29)=再春館製薬所=がミシェル・リ(カナダ)に2-0でストレート勝ちし、準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、5大会連続のメダルが確定した。奥原希望(31)=東京都協会=はタイ選手との試合を棄権。大会関係者によると、右膝のけがが理由という。男子は2023年大会準優勝の奈良岡功大(25)=NTT東日本=がアナス・アントンセン(デンマーク)に2-0で勝って4強入りし、メダルを確定させた。
試合時間はわずか28分だった。山口は過去12戦全勝とかもにしてきた相手を、この日も寄せ付けなかった。今大会の日本勢でメダル第1号。エースの責任を果たし「メダルを取ることは簡単ではない。ここまでくることができてよかった」と胸をなで下ろした。
立ち上がりは風の影響で、ショットの感覚が合わずに苦戦した。そこで第1ゲームの9-10からネット前で安易にシャトルを上げないよう修正。「攻める展開にした」と戦術変更し、21-17で先取した。第2ゲームは21-10で圧倒し「最後まで継続できた」と、うなずいた。
今季は国際大会で3度優勝するなど抜群の安定感を誇る。今大会を含め「自然体で、という意識が強い」とのスタンスで好結果につなげている。
準決勝は、通算13勝5敗と好相性のチョチュウォン(タイ)と顔を合わせる。目下、6連勝中だが「先手を取りながら、集中して戦いたい」と油断は見当たらない。
