張本きょうだいアベックV!智和2連覇 妹・美和に続いた!「僕たちの優勝はお父さん、お母さんの優勝」決勝日韓戦制す 野球スイングパフォーマンスで歓喜爆発 本音もちらり「妹が先に決めて緊張した」
「卓球・WTTチャンピオンズ」(9日、横浜BUNTAI)
男子シングルス決勝が行われ、24年パリ五輪代表で世界ランク5位の張本智和(23)=トヨタ自動車=が、呉晙誠(同31位、韓国)4-1で勝利し、大会2連覇を果たした。チャンピオンズ制覇は自身3度目。直前に優勝した妹・美和とともに兄妹でのアベックVも達成した。
第1ゲームこそ7-11で先行を許したが、続く第2ゲームから猛反撃。バックハンドのラリーで相手を押し込むと、最後は強烈なフォアハンドで得点した。流れをつかむと第3ゲームからは左右の打ち分けも光り、終始相手を圧倒。第2ゲームから一気の4連続ゲーム奪取で勝負を決めた。優勝の瞬間は両腕を突き上げてガッツポーズ。野球のスイングのパフォーマンスで歓喜を爆発させた。
「1回戦から美和は、苦しい試合を乗り越えた。僕は、常に妹からパワーをもらって勝ち上がることができた。僕たちの優勝は、お父さんとお母さんの優勝なのかな」と実感を込めた。続けて「優勝できているのはみなさんの応援があったからこそ。優勝に力を与えてくれてありがとうございました」とファンに感謝した。また取材エリアでは「やっと解放された」とほっとした表情を見せつつ、「去年は1人で優勝だった。妹が先に決めて緊張したけど、(きょうだいVを)達成できてよかった」と笑顔を見せた。
決勝で世界ランク1位の王楚欽(中国)を撃破し、チャンピオンズ横浜大会の初優勝をつかんでから1年。今大会は世界ランク1、2位が不在ではあったが、序盤から安定したプレーを続け、準決勝では同3位の松島輝空を撃破した。決勝では妹から最高のバトンを受け取り、アベックVを達成。日本を背負うエース兄妹が、28年ロサンゼルス五輪へ向け、横浜の地で成長の1歩を刻んだ。
