朝乃山が勝ち越し!賜杯争いトップに1差追走「前に出れば膝も大丈夫」元大関が存在感【大相撲】
「大相撲名古屋場所・10日目」(21日、IGアリーナ)
東前頭10枚目の朝乃山(32)=高砂=は藤青雲(藤島)を寄り切って8勝2敗と勝ち越しを決めた。藤青雲は4勝4敗。賜杯争いトップは1敗の関脇安青錦と琴栄峰で、1差で終盤戦に突入する。
当たって右をのぞかせながら圧力をかけ、左上手も取って万全の形で寄り切った。朝乃山は「しっかり踏み込んで形を作った。ちょっと高かったが出られて良かった」とうなずいた。
勝ち越しには「周りから見ると当たり前と思われる。元の番付もありますし」と、大関経験者として安どした様子は見せなかった。2年前には左膝の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた名古屋場所。幕内復帰後から目標に掲げる2桁勝利を実現させるには、格好の場所といえる。「守った相撲は取りたくない。前に出れば膝も大丈夫」と決意を語り、「先のことは考えず、相撲を楽しんで一日一番でいく」と誓った。
目標の2桁勝利を早期に実現させれば、大復活優勝の夢も膨らむ。11日目は尊富士(伊勢ケ浜)との2敗対決が組まれた。故障からの復活、幕内優勝を経験した力士同士。好勝負が期待できそうだ。
