上地結衣「これから実感出てくるのかな」史上2人目生涯ゴールデンスラム 国枝慎吾さんも祝福「パフォーマンス想像の何倍も上」

 車いすテニス女子のウィンブルドンを制し、女子として世界史上2人目となる「生涯ゴールデンスラム」を達成した上地結衣(三井住友銀行)が15日、都内で取材に応じ、「今も実感があまりなくて、みなさんからいただいているお祝いのメッセージだったり、『見てたよ』って送ってくれた写真を見て、これから実感が出てくるのかな」と笑みを浮かべた。

 全豪を3度、全仏を5度、全米を3度、24年パリパラリンピックを制して迎えたウィンブルドン。決勝ではディーデ・デフロート(オランダ)と対戦し、6-0、6-0で完勝した。「芝に対する苦手意識がすごくあったし、そこを最後に残してこの1年戦ってきて、やっと取れた。あの場にいる人だけじゃなくて、日本から、世界中から応援していただいている方と(喜びを)シェアできたことがうれしかったし、すごく意味のある時間だった」。ウィンブルドンの過去最高成績は準優勝。初Vの瞬間は涙を流して歓喜に浸った。

 この日は日本協会の会見に出席し、日本で初めて生涯ゴールデンスラムを達成した国枝慎吾さんも同席。レジェンドは花束を贈呈し、「1回戦から見ていたけど、決勝でのパフォーマンスは僕の想像の何倍も上をいっていた。芝に対して苦手意識があったかと思うけど、もう芝は苦手とは言わせないぞというようなプレーだった。2~3週間ぐらいがっつり休んで次への英気を養ってもらいたい。本当におめでとうございます」と称賛した。

 次は愛知・名古屋アジアパラ大会に照準を合わせている上地。優勝すれば、2028年ロサンゼルスパラリンピックの出場権を獲得することができる。「日本人として日本開催として負けたくない気持ちがあるし、そこに向けてのモチベーションはものすごくある」と意気込んだ。

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