元横綱稀勢の里 弟子の大の里について言及「なんとか復活できるように」大洗町で部屋初の合宿、師弟で公開稽古参加【大相撲】
二所ノ関部屋として初の合宿が21日、茨城・大洗町で行われた。募集に応募した1600人が観覧に訪れ、相撲甚句が披露されるなど、さながら巡業のように盛り上がった。
町おこしPR、二所ノ関部屋の応援を兼ねた同町からの提案に呼応した二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「巡業みたいな感じで良かったと思う。部屋がある茨城の県南では認知されてるんですけど、県央地域、茨城の真ん中でもっと部屋のことを知ってもらいたいと町長と話していました」と経緯を明かした。前日に訪れ、この日の稽古後に部屋に戻る一泊二日の合宿となった。
同町出身で幕内経験者、幕下の天空海が立浪部屋から特別参加。立浪親方(元小結旭豊)を通じて依頼し、この日は幕下相手に申し合い稽古を行うなど汗を流した。二所ノ関親方は「地元だから声をかけずにいられなかった。復活できるんじゃないですか。体の張りもすごい」と期待した。
横綱大の里は三段目相手に7番相撲を取った。左肩の故障が心配されるが、左で上手を取って寄る動きが目立った。二所ノ関親方は「圧力は出てますね。(休場した先場所と比べ)別人になってて良かった。あさってから大阪で合宿をして、しっかり追い込んで名古屋に入れたら」と語った。
大の里の名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)出場には「崩れるとがたがたとなるが、しっかり修正できてると思う。これからだと思う。しっかりケツをたたいて、ばちっと稽古させてなんとか復活できるように。そんな気持ちで本人もやってると思いますけど」と、意気込みを口にした。
一方で「体と相談しながら。どうしても精度が上がらず、痛みがあるようだといろいろな選択肢がある」と話すなど、慎重な姿勢も示した二所ノ関親方。同公開稽古後には、大洗町の国井豊町長と包括連携協定の調印式を実施。茨城への地域貢献、相撲普及への思いを新たにしていた。
