若隆景の勝因は立ち合いからの流れの良さ 霧島は10日目に正代に負けた一番からリズムが狂った 武蔵川親方が指摘

 「大相撲夏場所・千秋楽」(24日、両国国技館)

 小結若隆景が2022年春場所以来、3番目の長期ブランクとなる25場所ぶり2度目の優勝を飾った。本割では藤凌駕を肩透かしで退け、12勝3敗で並んだ大関霧島との優勝決定戦を押し出しで制した。右膝の大ケガで幕下まで落ち、今場所も右肘のケガにも耐えた。昨年秋場所で逃した大関への起点も作り、昇進への意欲を語った。霧島は本割で宇良を押し倒したが、2場所連続4度目の優勝を逃した。優勝同点の霧島に対しては、浅香山審判部長(元大関魁皇)が次の名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)が綱とり場所になる見解を示唆した。デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方は「若隆景の勝因は立ち合いからの流れの良さ」と指摘した。

  ◇  ◇

 優勝決定戦は、若隆景がいい相撲を取ったね。低く当たって、左おっつけが効いたのは確かだけど、それも全部、立ち合いからの流れが良かったからなんだ。だから足も出ていた。11日目に霧島に負けた時とは全然違う内容の相撲だった。

 気持ちの面では、4年ぐらい前でも、1度優勝していた経験も大きかったんじゃないか。来場所以降は休場していた横綱も戻ってくる。その中でも、今のままの相撲を続ければ、もう一回、大関とりのチャンスは十分に出てくると思うよ。

 負けた霧島は全体的にはよく頑張ったよ。ただ、やっぱり10日目に正代に負けた一番、あそこからリズムが狂ったな。終盤は勝った相撲でも体がフワッとしていた。上を目指していくには、そのへんを反省して、今後に生かしてもらいたいね。

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