りくりゅう 引退会見冒頭から木原が涙 三浦がマイク握った直後に「泣かないで」 木原は声震わせる「オリンピックを終えた時点でやりきった」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで金メダルを獲得した三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が28日、都内で引退会見を行った。
三浦は白いジャケット、木原はグレースーツで登場し、冒頭で花束を受けとった。着席すると木原がいきなり涙し、三浦が最初にマイクを握ると「泣かないで」となぐさめた。引退を決めたタイミングについて木原は「オリンピックを終えた時点でやり切った。現役終わりかなと考えていました」と話した。
メディアは60媒体が集まり、約200人が出席。テレビカメラは約30台と大きな注目を集めた。
2人は五輪から帰国後の2月25日に都内の日本記者クラブで行った会見で今後についても質問を受けていた。
その際に、木原は「将来的に二人がペアの指導者になるというのを目標にしているが、いつ、どのタイミングでというのは分かりません」と話していた。
また三浦は「木原選手が引退する時は私も引退する時。違う人と組んで続けることはもう絶対にない」と言い切り“生涯りくりゅう”を宣言していた。
その後、3月の世界選手権は欠場を発表。今月のアイスショー「スターズ・オン・アイス」の大阪公演では、今後について木原が「もう少しまだ考えたいかなというのが正直なところ」と話していた。
そして、4月17日にそれぞれのインスタグラムに連名で今季限りで現役を引退すると発表していた。
2人は2019年にペアを結成。当初、現役引退も考え始めていた木原は三浦との出会いについて「雷が落ちた」と表現するなどペアとしての相性は抜群で、着実に成長を遂げた。今回の五輪ではショートプログラム(SP)は5位と出遅れながら、フリーでは世界歴代最高得点。大逆転でペアとしては日本勢初の金メダルに輝いた。
◆三浦璃来(みうら・りく)2001年12月17日、兵庫県出身。中京大出。146センチ。カナダを拠点に木原と組んで7季目。22年の北京冬季五輪で団体銀メダル、個人で日本勢初入賞の7位。22~23年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルで初優勝。世界選手権は23、25年に制覇。
◆木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年8月22日、愛知県出身。中京大出。174センチ。11年世界ジュニア選手権男子代表。13年にペアに転向し、14年ソチ、18年平昌両五輪に異なるパートナーと出場。
