高校2年生、17歳の大橋信が200mも制し8年ぶり平泳ぎ3冠の快挙!日本記録までわずか0秒19及ばず「とても悔しい」も“お家芸”復活へ超新星誕生
「競泳・日本選手権」(21日、東京アクアティクスセンター)
愛知・名古屋アジア大会(9~10月)と、パンパシフィック選手権(8月・米国)の代表選考会を兼ねて行われた。男子200メートル平泳ぎでは、17歳の大橋信(枚方SS)が派遣標準記録(2分9秒32)を上回る世界ジュニア新記録の2分6秒59で泳ぎ、50メートル、100メートルに続いて優勝。2021年に佐藤翔馬が記録した2分6秒40の日本記録にはわずか0秒19及ばなかったが、2018年大会の小関也朱篤以来、8年ぶりの平泳ぎ3冠を達成した。
最初の50メートルで体1つ抜け出すと、前半の100メートルを世界記録を上回るラップで入った。世界記録、日本記録とものラスト50メートルで届かなかったが、堂々の記録。ただ、「日本記録を目指していたので。3冠はとてもうれしいんですけど、日本記録出せなくてとても悔しいです」と、冷静に振り返り「今回59秒で入れたので、次は前半59秒で入って後半耐えれるようになって世界記録を出したい」と、見据えた。
大阪府枚方市出身で、平泳ぎのレジェンド・北島康介氏が五輪2大会連続2冠を達成した08年北京五輪の翌年に生まれた新世代。祖父母と母の影響で3歳から水に親しみ、小学3年から競技を本格開始した。五輪王者のアダム・ピーティ(イギリス)や世界記録保持者の覃海洋(中国)の泳ぎを参考に自分のフォームを作り上げ、身長169センチの小柄な体格を生かしたハイテンポな泳ぎを武器にする。
昨年の代表選考会は200メートル4位だったが、同年7月の近畿高校選手権では世界選手権優勝タイムを上回る2分6秒91をマーク。今回の日本選手権では、100メートル平泳ぎで58秒67をたたき出して日本記録を更新し、“28年ロサンゼルス五輪の星”として一気に注目を集めた。
派遣標準記録も突破し、自身初のシニア代表入りは確実。28年ロサンゼルス五輪までは残り2年。日本のお家芸復活へ新星が誕生した。





