渡部暁斗が帰国 引退レースは「愛と敬意感じた」 指導者になる道は「全くない」とキッパリ 今後は「まずは家族との時間を」

 ノルディック複合男子で五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(37)=北野建設=が17日、現役最後の試合となったW杯(ノルウェー・オスロ)を38位で終え、羽田空港に帰国した。

 W杯通算19勝を挙げ、五輪は6大会連続で出場。14年ソチ五輪から22年北京五輪までは3大会連続でメダルを獲得したレジェンドは昨年10月に今季限りでの引退を発表していた。ミラノ・コルティナ五輪ではメダルには届かなかったが、海外選手から称賛を受けながら、大舞台に別れを告げた。

 ラストレースとなった今大会は、家族や大勢の関係者に見守られながら思い切り滑った。「一瞬一瞬がすごく素晴らしい瞬間で、たくさんの愛と敬意を感じた最後の日になった」と感無量。「本当に幸せな競技人生だった」と振り返った。

 今後については未定だが、指導者になる道は「全くない」と完全否定。「まずは家族との時間をたくさん持つところに意識を置いて、ゆっくり考えたい。20年間走り続けてきたので、少し立ち止まる時間もあっても良いのかなと思っている」と笑顔だった。

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