モーグル日本代表・藤木日菜が「攻めの滑り」見せる サンテレビ社員の兄・豪心とミラノ五輪出場
ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)でフリースタイルスキー・モーグルの日本代表が決まった藤木日菜(24)=武庫川女大院=が西宮市の同大で会見を行った。
サンテレビ社員の兄・豪心も同種目で出場を決めており、「兄は高校時代からワールドカップに出ていて、私は昨シーズンが初めて。同じ舞台で戦えるのはうれしいし、2人でオリンピックに出られるのは両親にも恩返しになります」と声を弾ませた。
そう話した通り、頭角を現したのはこの2シーズン。「4年前のオリンピックは、ワールドカップもナショナルチーム入りもなかった。他の選手がオリンピックを『夢』と話しますが、私は遠すぎて夢にもならなかったですね」と振り返る。
当時、大学2年時にはスランプにも見舞われ、卒業を機に競技から離れることも考えていたというが、他クラブの選手の楽しそうに滑る姿や、「兄だけは『お前なら大丈夫』と言ってくれた」という励ましもあって、新たなコーチに師事するなど心機一転の取り組みが急成長に結びついた。
大学院ではスポーツ心理学を学び、研究を通じて自身の競技の質を高めてきた。
本番の舞台は昨年3月のW杯で経験済み。6位の結果を残している。「それ以上、という気持ちもありますが、成績は考え過ぎず、子供の頃のように全力で」と藤木。もう、五輪出場権のかかるポイントを気にする必要はない。今後は「スキーをせず、調整に充てる」。そして試合前のルーティンとなっている「おじいちゃんのお墓参り」をすませ、ラッキーアイテム「マイ枕」を持って現地に乗り込む。「攻めた滑りが私の強み」と、夢舞台を楽しみ尽くす。





