早大 帝京大5連覇阻んだ「帝京に勝つために1年間やってきた」頂点へあと1勝 連覇阻止された対抗戦のリベンジへ
「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、早大31-21帝京大」(2日、MUFG国立)
準決勝が行われ、早大(関東対抗戦3位)と明大(同1位)が決勝に進んだ。11日の決勝で早大は6大会ぶり17度目、明大は7大会ぶり14度目の大学日本一を目指す。前回準優勝の早大は、5連覇を狙った帝京大(関東対抗戦4位)を31-21で破った。明大は京産大(関西2位)に37-19で勝った。前半で27-7とリードし、逃げ切った。京産大は5大会連続で4強止まりとなった。決勝はMUFGスタジアム(国立競技場)で開催する。
前回決勝で屈した因縁の相手との一戦。悔しさを胸に刻んだ早大フィフティーンは、多彩な攻撃で4トライを奪って雪辱した。王者帝京大の5連覇を阻止し、エースのFB矢崎は「帝京に勝つために1年間やってきた」と思いを語った。
前半5分、SO服部が自ら防御網を突破して先制トライを挙げた。その後2トライを許したが、4点を追う25分にモールを押し込んで、フッカー清水のトライで逆転した。前半終了間際にDGも決めた2年の司令塔・服部は「後悔したくなかった。強気にプレーした」と思い切りの良さが光った。看板の展開攻撃だけではなく、前半30分には横、縦のキックを使い、俊足の日本代表FB矢崎が加点した。
FWは1年前の敗因にもなったスクラムで、見違えるような姿を披露した。先発8人の平均体重は5キロ以上軽い。それでも、繰り返し反則を誘って主導権を渡さず、モールでも2トライを挙げた。
昨季は関東対抗戦を全勝で制したが、最後の一戦で不完全燃焼に終わった。やってきたことを出し切る意味を込め、この試合で掲げたテーマは「極限遂行」。大田尾監督は「過去、帝京大に敗れてきたものを全て見つめ直し、詰め込んだ」と胸を張った。たくましさを増し、今季対抗戦で19-25と惜敗した明大に決勝で挑む。





