杉原愛子が個人賞受賞 もっと「体操をメジャーに」 28年ロサンゼルス五輪は「体と気持ちと相談しながら」 関西スポーツ賞表彰式
関西運動記者クラブ選定の関西スポーツ賞表彰式が23日、大阪市内のホテルで行われ、体操の杉原愛子(26)=TRyAS=が個人賞を受賞した。NHK杯個人総合で10年ぶり優勝、世界選手権種目別床運動で金メダルなどの活躍を評価されたことに「支えてくださった方々のおかげ」とあいさつ。
一時の引退を経て、23年に復帰、翌年のパリ五輪を目指したが、同年のNHK杯で結果を出せず、出場できなかった。当時の「体操の楽しさより、代表になることを気にしすぎて納得いく演技ができなかった」という反省から「楽しむこと」をより強く意識。それが今年の活躍に結びついた。
近い目標は来年の愛知・名古屋アジア大会。「国内で注目していただける。野球やサッカーのように体操をメジャーに」と活躍を誓った。また28年ロサンゼルス五輪は「前向きですが、体と気持ちと相談しながら」と挑戦の可能性を示唆した。





