大相撲で人気上昇中の藤ノ川、巡業先で埼玉栄高相撲部の弟と稽古「頑張ってもらいたい」
「大相撲・冬巡業」(21日、埼玉・新座市民総合体育館)
幕内藤ノ川(20)=伊勢ノ海=が弟で埼玉栄高相撲部の斎藤夕剛(1年)に稽古をつけた。
この日は同じ埼玉栄出身の大関琴桜、関脇王鵬、翔猿、大栄翔、琴勝峰、豪ノ山とともに、ちびっ子への稽古に続き、相撲部の後輩を相手にした。父に甲山親方(元幕内大碇)、もう一人の弟は幕下碇潟(伊勢ノ海)で、三兄弟長男の藤ノ川が末弟に胸を出した。
藤ノ川は「胸を出すのは久しぶり。中学生から高校生の体になった。頑張ってもらいたい」とエールを送った。
今年は新入幕の名古屋場所で10勝を挙げ敢闘賞を獲得。きっぷのいい相撲で人気上昇中で「休んでいる暇はない」と、初場所(来年1月11日初日、両国国技館)へ視線を向けていた。
また、大関琴桜は元大関琴光喜の長男・田宮愛喜(2年)に胸を出した。雷親方(元小結垣添)の長男、垣添玄空(3年)も参加した。





