カーリング混合ダブルスは五輪出場ならず 小穴は大粒の涙を流す「全力を尽くしたことは誇りに思うが、やっぱり悔しい」

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選」(17日、ケロウナ)

 混合ダブルスの1次リーグが終わり、A組で日本の小穴桃里(30)、青木豪(26)組は5勝2敗の3位で敗退し、五輪出場を逃した。同種目は五輪に採用されて3大会目で日本の初出場はならず、来年の五輪切符獲得は女子のフォルティウスのみとなった。A組の最終戦は、日本はオーストリアの棄権により不戦勝。チェコが韓国に9-3で勝ち、6勝1敗で並んだ両国が2枠の切符を争うプレーオフに進んだ。B組からはオーストラリアと中国が勝ち上がった。

 小穴、青木組は1次リーグ敗退で、五輪への道が消えた。小穴は「全力を尽くしたことは誇りに思うが、やっぱり悔しい」と眼鏡の奥の瞳から大粒の涙を流した。

 最終戦で韓国がチェコに勝つことが、日本のプレーオフ進出の条件だった。小穴はガラス越しの観客席で固唾(かたず)をのんで見守り、青木は「どっちに転んでも自分たちに責任がある」と試合に目を向けなかった。韓国の敗戦が決まると、ともに静かに席を離れた。

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