カーリング日本代表・フォルティウス 開幕4連勝 控えの小林奮闘!腰痛の小野寺も夜には復帰「素晴らしくて頼もしかった」 PO進出まであと1勝

 「カーリング女子・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、日本10-3チェコ」(7日、ケロウナ)

 男女の1次リーグが行われ、日本代表は女子のフォルティウスがオーストラリアに7-5、チェコに10-3で勝ち、開幕4連勝とした。女子で全勝はフォルティウスのみ。男子のSC軽井沢クはポーランドを10-7で下し、2勝1敗とした。男女とも8チームで総当たりの1次リーグを実施。上位3チームが、2枠の出場枠が懸かるプレーオフに進む。

 フォルティウスが1次リーグ突破へ大きく前進した。午前中のオーストラリア戦では、腰痛の小野寺に代わって出場した控えの23歳、小林が奮闘。「緊張は大きかった。絶対に勝ちたかった」と笑った。

 小林のショット成功率は90%と、他のメンバーと遜色ない好プレーで貢献した。宿で静養しながら後輩の活躍を見守った34歳の小野寺は、夜のチェコ戦には出場。パワフルなスイープで不安を払拭し、快勝を支えた。「(小林が)素晴らしくて頼もしかった。私たちは誰が出ても勝てる」と何度もうなずいた。

 小野寺は「みんながいい状態。総力戦で戦う。相手にプレッシャーをかけていく」と力強く語る。プレーオフ進出の目安となる5勝まであと1勝。五輪切符獲得へ、一丸で突き進む。

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