カーリング女子8大会連続五輪なるか フォルティウスが挑む最終予選とは…8カ国出場で上位2チームが本戦出場 ライバルは世界選手権で敗れた米国、トルコら

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(14日、みどりスポーツパーク)

 女子決勝の第2戦が行われ、25年日本選手権覇者のフォルティウスは24年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブを6-5で下し、1次リーグの結果も含めた直接対決の成績で3勝2敗で、五輪最終予選(12月、ケロウナ)の日本代表に決定した。最終予選では上位2チームに与えられる出場権獲得を目指す。

 宿敵のロコ・ソラーレ、若手のSC軽井沢クを下し、フォルティウスは執念で五輪への挑戦権をつかみ取った。12月の世界最終予選では上位2チームに与えられる本戦出場権獲得を目指す。最終予選は8チームで争われ、日本のほか、ノルウェー、米国、トルコ、エストニアと、予備予選を勝ち上がった3チームが出場する。今年の世界選手権でフォルティウスが敗れた米国、トルコ、北欧の強豪ノルウェーがライバルとなる。

 日本女子は種目が採用された98年長野五輪から7大会連続出場中。ロコ・ソラーレの2大会連続メダルで、注目種目になった中で、バトンを繋げられるか。5度目の五輪挑戦で、悲願への望みをつないだ吉村はインタビューで「オリンピックに出たい、そういう強い気持ちで投げた。4年前ここで負けて、またスタートを切る時に強い覚悟をもって、4年間歩んできた。出場権を獲得し、目標である五輪で金メダル、に向かって頑張っていきたい」と語った。日本カーリング界の未来を繫ぐ戦いに挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス