上野由岐子 ソフトボール五輪3連覇は「使命」「ソフトボーラーの総力をかけて3連覇を」

 女子ソフトボールの「ニトリJDリーグ」の表彰式が1日、東京都内で行われ、ビックカメラ高崎・上野由岐子投手(43)が日本ソフトボール界に対しての貢献が見られた選手に送られる特別表彰を受けた。今季で自身25年目のシーズンを過ごした上野は「これだけ長く選手をやらせていただいている環境にまず感謝したい」と話し、2028年のロサンゼルス五輪に向け「3連覇がかかっている。全国のソフトボーラーの総力をかけて3連覇を達成しなければいけない。それが使命だと思っている」と決意を込めた。

 43歳の大ベテラン。08年北京五輪、21年東京五輪で日本代表の大黒柱として金メダルに貢献した。シーズン最終戦で、来季以降の現役生活について「来シーズン、ユニホームを着ているかどうかは、今の自分には分からない」と話していた上野だが、3年後の大舞台には「さらにソフトボール界を盛り上げていけるように」と最大限尽力するつもり。「全身全霊をかけて、選手並びに、指導に力を培っていきたい」と語った。

 レギュラーシーズンは、今季は19試合に登板し10勝3敗、防御率1・42。大満足の成績を残すことができた。「選手を続けられたことに、自分に誇りを持ちたい。正直、『よく投げられたな。1年間』と思っています」と振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス