ソフトボール ビックカメラ高崎が決勝へ エース・上野が10奪三振の好投でけん引「絶対に勝ちたいという思いで臨んだ」

 「ソフトボール・ダイヤモンドシリーズ・準決勝、ビックカメラ高崎1-0戸田中央」(15日、ジャイアンツタウンスタジアム)

 ビックカメラ高崎は、東地区1位・戸田中央に勝利し、決勝に進出した。先発・上野由岐子投手は7回3安打無失点、10奪三振の好投で貢献。「リーグ戦で3敗していた相手だったので、絶対勝ちたいという思いで臨んだ。絶対みんなが点を取ってくれると信じて、ランナーを背負いながらも我慢してしっかり0に抑えられたことは良かった」と振り返った。

 初回、三者連続三振の滑り出しを見せた戸田中央・後藤に負けじと、上野も「1番意識したのは立ち上がり。彼女(後藤)が3三振で終わった。くそ~と思って!」と、3者連続三振で仕返し。0-0の二回には、2死から左前打、2四球で満塁のピンチを背負ったが、最後は左飛で無失点とした。四回にも2死満塁としたが、続く打者は中飛で切り抜けた。

 七回の攻撃では、野手陣がようやく均衡を破った。援護点を得た上野はベテランの意地の投球を披露。3者連続三振の最高の締めくくりとし、右手でガッツポーズを決めた。

 16日の決勝では、西地区1位・トヨタ対同2位の豊田自動織機の勝者と戦う。

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