ラグビー日本代表 ジョージア撃破 終了間際に劇的逆転!SO李承信が30メートルPG成功 世界ランキング12位に上昇

 「ラグビー・テストマッチ、ジョージア代表23-25日本代表」(22日、トビリシ)

 世界ランキング13位の日本代表は同11位のジョージア代表に25-23で競り勝った。欧州遠征は南アフリカ、アイルランド、ウェールズに敗れていたが、最終戦で勝利を挙げた。終了間際にSO李承信(神戸)のPGで逆転した。ジョージアとの対戦成績は6勝2敗。今年最後のテストマッチを終えた日本は世界ランキング12位に上がることになり、来月3日の2027年W杯1次リーグ組み合わせ抽選会で上位チームとの対戦が減る第2グループ(同7~12位)に入る。

 試合終了間際に逆転負けしたウェールズ戦から1週間。日本は再び終盤にリードを許した。悪夢の再現がよぎる中、土壇場でSO李承信が約30メートルのPGを決めて再逆転。ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「似たような展開で負けた後だったが、今回は最後の3分でしっかり対応した」と相好を崩した。

 後半、2トライを許して38分には22-23となった。それでも我慢強く攻めを継続して相手の反則を誘い、PGを選択。司令塔の李承信は「入れたら勝てる考えとか一切せず、弾道だけを意識して蹴った」とこの日6本目のPGを成功させて試合終了となった。

 世界ランキングの上昇でW杯組み合わせ抽選会は有利な立場になって迎える。再び就任して2年目を終えたジョーンズHCは「チームの成長を感じる」と収穫を強調した。

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