青学大 箱根3連覇に弾み 原監督も上機嫌「今年も力があると見せつけられた」27分台5人&エース黒田快走 MARCH対抗戦1万メートル

 MARCH対抗戦で快走した黒田朝日(前列右から2人目)ら青学大の選手
 開会式であいさつする青学大・原晋監督
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 「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム)

 男子1万メートルが行われ、第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3連覇を目指す青学大は、27分37秒62の大会新記録で走った黒田朝日(4年)を含めて27分台を5人が記録し、今大会の10人平均タイムは28分01秒08。原晋監督(58)は「学生の夏合宿以降の練習に対する集中力に指導者として改めてうれしく感じる。今年も青学に力があるところを見せつけられた」と上機嫌に総括した。

 ここまでは出雲駅伝7位、全日本大学駅伝3位と調子を合わせきれなかったが、この日は約1カ月後に迫った箱根路に向けて弾みを付ける結果を出した。指揮官は、27分43秒92で復調気配を漂わせた折田壮太(2年)に「復活はうれしい。いい走りをしてくれた」とうなずきつつ、エース黒田を「なんと言っても圧倒的な強さ」と絶賛した。

 前回の箱根駅伝は5区の若林宏樹が区間新記録と快走し、連覇に大きく貢献。毎年、各大学の監督が言及するように山登りが箱根路の明暗を分ける。5区起用選手の育成状況を問われた原監督は「これからなんで、お楽しみに。必ずいいところを見せます」とにやりと笑い、自信を漂わせた。

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