17歳・中井亜美 GP連続表彰台に「まさか2戦とも表彰台に乗れるとは」 ファイナルへ「自信を持てるような練習をしていきたい」

 フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)シリーズ第3戦・スケートカナダで3位となった中井亜美(TOKIOインカラミ)が3日、開催地のカナダ・サスカトゥーンから羽田空港に帰国した。第1戦・フランス大会で日本勢女子史上3人目のGPシリーズ初出場初優勝を果たしてから、またしても表彰台に上り「まさか2戦とも表彰台に乗れるとは思っていなかったのですごくうれしい」と振り返った。

 ショートプログラムはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、4位発進。フリーでもトリプルアクセルは決まらなかったが、崩れることなく滑り切り、合計203・09点とし3位に食い込んだ。

 「勝つために必要」というトリプルアクセル。今後は「まだクオリティーが上がっていない」というが、「しっかり完成度が上がれば」とフリーに2本組み込むことも視野に入れる。ただ、「まずは1本でどこまで点数を伸ばせるのかをしっかり試したい。1本でしっかり固められるようにしたい。もっと良いトリプルアクセルが跳べるように改善していきたい」と語った。

 12月に名古屋・IGアリーナで開催されるGPファイナルには、一番乗りで出場を決めた。「自信を持てるような練習をしていきたい」と力を込めた。

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