パリ五輪金・元木咲良が優勝 史上3人目「ゴールデングランドスラム」達成 自身に合格点「成長したな」ロス五輪で2連覇目指す

 「レスリング・U23世界選手権」(25日、ノビサド)

 女子62キロ級決勝でパリ五輪金メダルの元木咲良(育英大助手)がウクライナ選手にテクニカルスペリオリティー勝ちし、優勝を果たした。23歳の元木は五輪と各年代の世界選手権の計5大会を全て制覇する「ゴールデングランドスラム」を達成。史上3人目で、日本勢では須崎優衣(キッツ)に次いで2人目の快挙となった。女子では53キロ級の森川晴凪(至学館大)と59キロ級の屶網瑠夏(城北信用金庫)も優勝した。

 元木は圧倒的な強さで史上3人目となる「ゴールデングランドスラム」を達成し「すごくうれしい気持ち」と喜びを隠せなかった。1回戦からの4試合をフォール勝ちで進んだ決勝も力は傑出していた。最後はアンクルホールドを決めて快勝し「成長したな、と感じられた」と自身に合格点を与えた。2028年ロサンゼルス五輪で大会2連覇を目指す覚悟を決めたといい「学生や仲間を引っ張って、そこに向かっていきたい」と語った。

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