若手ジャパン 豪州Aに大敗 FB矢崎が唯一のトライ「代表としてやりたいことができたかといえば『?』が残る」
「ラグビー・強化試合、ジャパン・フィフティーン7-71オーストラリアA代表」(18日、ヨドコウ桜スタジアム)
代表キャップの対象となるテストマッチではなく、若手主体の日本代表「ジャパン・フィフティーン」はオーストラリア代表の下に位置する同国A代表と対戦し、7-71で大敗した。前半に5トライ、後半も6トライを奪われるなど終始、主導権を握られた。攻撃もFB矢崎由高(21)=早大=が前半22分に挙げた1トライだけに終わった。
唯一のトライを奪った矢崎だが、大敗に笑顔はなかった。「トライを取れたのは自信になるが、あれで代表としてやりたいことができたかといえば『?』が残る」と唇をかんだ。相手は代表に準ずるチームとはいえ、代表経験者を多く擁する強豪。「体も大きく、半歩、一歩前に出続けられる。やりにくかった」と振り返った。25日のオーストラリア代表とのテストマッチ、11月の欧州遠征への招集は不透明だが「もっと勝ちに貢献できるようにしたい」と前を向いた。





