ラグビー ジャパン・フィフティーンがオーストラリアA代表に大敗 唯一トライの早大・矢崎も厳しい表情

 オーストラリアAに大敗し、厳しい表情で引き揚げる日本フィフティーン
 オーストラリアAに大敗した日本フィフティーン
 オーストラリアAに大敗した日本フィフティーン
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 「強化試合、ジャパン・フィフティーン7-71オーストラリアA代表」(18日、ヨドコウ桜スタジアム)

 若手主体の日本代表「ジャパン・フィフティーン」はオーストラリア代表の下に位置する同国A代表に大差で敗れた。前半に5トライ、後半も6トライを奪われるなど終始、主導権を握られた。攻撃もFB矢崎由高(21)=早大=が前半に挙げた1トライだけに終わった。

 日本の唯一のトライを挙げた矢崎だったが、大敗に笑顔はなかった。トライシーンを「前にスペースがしっかり見えて、コミュニケーションが取れて、それが成功できた結果」と振り返った。0-26と離された前半22分、ハーフライン付近でボールを受け、独走してトライした。

 しかし「トライを取れたのは良かったし自信につないでいけると思うが、あれで代表としてやりたいことができたかといえば『?』が残る」と満足とはほど遠かった。

 FL奥井章仁主将(トヨタ)は「相手はトランジション(ボールを奪った後の攻守の切り替え)がよかった。アタックは自分たちも通用したし敵陣まで攻め込めた。そこをしっかりやりたい」と課題と収穫を挙げた。

 ジャパン・フィフティーンは24日に敵地で香港代表と親善試合を行う。日本代表は25日に東京・国立競技場でオーストラリア代表とのテストマッチに臨む。

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