2025.10.16

国立競技場　新呼称は「ＭＵＦＧスタジアム」２６来年１月から５年総額１００億円規模　略称は「ＭＵＦＧ国立」

　今年４月に民営化された国立競技場（東京都新宿区）の運営会社は１５日、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＦＧ）と命名権を含むトップパートナー契約を結び、新たな呼称を「ＭＵＦＧスタジアム」にすると発表した。略称として「ＭＵＦＧ国立」を活用する。契約期間は来年１月から５年間で、額は非公表。関係者によると総額１００億円程度とみられる。

　命名権としては、国内で史上最高規模の契約。競技場のフィールドで開かれた記者会見で、三菱ＵＦＪＦＧの亀澤宏規社長は「日本にとって唯一無二の場所。命名権取得にとどまらず新しい価値をつくり、社会貢献につなげたい」と述べた。

　競技場の屋根やモニュメントに「ＭＵＦＧ」と掲示される。スイートルームや入場口の命名権も販売し、三菱ＵＦＪＦＧや今後加わる協賛社の企業名や商品名が付けられる。