「幸せな25周でした」 世界陸上2大会連続入賞の広中璃梨佳が大声援に感謝 「パリ五輪に出られなかった悔しさを皆さんが晴らしてくれた」

 女子10000メートル決勝、6位でフィニッシュする広中璃梨佳(13日)
 女子5000メートル予選で敗れた広中璃梨佳(18日)
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 陸上世界選手権東京大会の女子1万メートルで6位に入り、2大会連続の入賞を果たした広中璃梨佳が23日、自身のインスタグラムを更新。「パリ五輪に出れなかった悔しさを皆さんが晴らしてくれた 幸せな25周でした」などと記し、国立競技場の大歓声などファンの応援への感謝の思いをつづった。

 「競技場に入った瞬間の湧きあがる大歓声 昨年はトラックとほぼ無縁だった私がここまでくることができたのは この舞台の存在があったからこそ パリ五輪に出れなかった悔しさを皆さんが晴らしてくれた 幸せな25周でした 本当にありがとうございました!!」と記した。

 広中は13日の女子1万メートル決勝で一時は先頭を走る積極的なレースを展開。中盤に先頭集団から離れる場面もあったが、ラストスパートをかけて2人を抜いて6位でフィニッシュし、競技場を沸かせた。

 21年東京五輪と、前回23年世界陸上ブダペスト大会で7位入賞を果たした。故障もあって昨夏のパリ五輪は出場を逃したが、熱烈な声援を送られた今大会で雪辱。18日の女子5000メートル予選でもスタートからの大逃げで見せ場をつくった。

 広中の投稿には「璃梨佳ちゃんの走りカッコよかたし、感動しました」「レース中の笑顔サイコーでしたっ」などとコメントが寄せられた。

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