赤崎暁が日本人過去最高タイ2位 自己ベスト2時間6分15秒 中間地点12位から圧巻のゴボウ抜き 瀬古氏絶賛「五輪入賞フロックじゃなかった」【ベルリンマラソン】
「ベルリンマラソン」(21日、ベルリン)
パリ五輪6位入賞の赤崎暁(27)=九電工=が自己ベスト2時間6分15秒で日本人トップ、日本男子過去最高タイとなる2位に入った。28年ロサンゼルス五輪に向けたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の参加標準記録(2時間6分30秒)を突破した。浦野雄平(27)=富士通=が2時間7分35秒で5位に入った。
赤崎は序盤から5キロ14分50秒強のペースを刻み、徐々に順位を上げていくと、中間地点では12位だったが、35キロを5位で通過。最後までペースを落とさず、40キロでは2位に浮上。そのまま世界屈指の大会で堂々の2位に入った。最後は左拳を掲げてガッツポーズした。99年大会の犬伏孝行の2位と並ぶ日本人最高順位となった。
CSテレ朝チャンネルで解説した瀬古利彦氏も「素晴らしい。五輪の入賞はフロックじゃなかったね」と絶賛した。





