元妙義龍が引退相撲へ感慨、元貴景勝とのはしご車体験を明かす「膝が笑っていた」

 北陣親方(左)のMCでトークショーを行った元妙義龍の振分親方(撮影・園田高夫)
 トークショーでMCを務めた元天鎧鵬の北陣親方(撮影・園田高夫)
 トークショーで笑顔を見せる元妙義龍の振分親方(撮影・園田高夫)
3枚

 「大相撲秋場所・4日目」(17日、両国国技館)

 振分親方(元関脇妙義龍)が、館内の相撲博物館でトークショーを開催。湊川親方(元大関貴景勝)と一緒に、高さ40メートルのはしご車に搭乗した体験を明かした。

 10月5日に国技館で引退相撲を控える振分親方。4日に引退相撲を行う湊川親方とともに16日、管轄の警察署、消防署にあいさつに出向いた。その際、はしご車に搭乗する機会があったという。

 トークショーではその際の湊川親方の様子を「高さは40メートルくらい。相当焦っていましたね」と明かした振分親方。終了後の取材では、自身のスマホで関係者が撮影した40メートルの高さに上昇する動画を披露。高所で撮影した画像はないか、と聞かれると「両手がふさがっていましたから。僕も膝が笑っていました。なかなかない経験をさせてもらいました」と笑顔。自身も両手で手すりをつかみ、相当焦っていたことを明かしていた。

 トークショーでは新十両場所で重傷を負った臥牙丸戦を思い出の一番に、対戦したかった横綱に貴乃花を挙げるなど、ファンの質問に応じた振分親方。5日の引退相撲を楽しみにする声も多く寄せられた。

 昨年9月に現役を引退し、体重は25キロほど減った。自身の付け人を務めた西ノ龍が新十両に昇進するなど、境川部屋の部屋付き親方として、後進の指導に力を注ぐ。「予定はないですけど、いつかはやりたい。自分で弟子を育てて勝負したい」と、将来的に部屋を独立する夢を語った。

 引退相撲に向け「マゲとお別れです。力士の姿は最後になる。当日券もありますので、最後の土俵の姿を見てほしい」と呼びかけた振分親方。「これまでの感謝を伝えたい」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス