千葉百音 五輪は「小さい頃は憧れだったが今は目標」 練習公開で意識の高さをみせる

 フィギュア女子の千葉百音(20)=木下グループ=が20日、京都府宇治市の活動拠点で練習を公開した。

 昨年12月のGPファイナルで2位、3月の世界選手権は3位と、国際舞台でめきめき頭角を現している。来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪を控える今季は「本番を見据え、試合のように練習をする感じ」と練習にもより一層、熱が入る様子。今後は9月5日開幕の木下グループ杯(関空アイスアリーナ)に出場予定で「シーズン序盤でどこまで自分が仕上がっているのか、しっかり確かめたい」と気合を込めた。

 この日も3回転サルコーを繰り返し練習し「苦手なジャンプは、倍(ほど)練習しないといけないのでそこは重点的に意識している。体に正しい飛び方をたたき込む感じで。どんなに足が疲れていても跳べるように意識して練習している」と話した。

 五輪という存在については「2014年ソチ五輪をテレビで見て、みんな不安や出場する喜びなど葛藤がある中で滑っているのが伝わってきて、自分もその舞台に立ってみたいと思うようになった」と明かし「小さい頃は憧れだったが今は目標。今季、どこまで自分がはい上がれるかは自分次第」と話した。

 多忙な中でも、オフには息抜きとして映画「国宝」を鑑賞したといい「もう一度見たいです」と感激していた。

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