バレー女子 秋本美空が海外挑戦「全ての部分で世界に通用する選手になりたい」 独1部・ドレスナーSCへのレンタル移籍発表

 バレーボール女子日本代表の秋本美空(18)=姫路=が1日、25-26年シーズンにおいて、ドイツのブンデスリーガ1部・ドレスナーSCへレンタル移籍すると発表した。同日、都内で会見し、「高校を卒業してから挑戦してみたいと思っていた。代表の試合を通して海外に通用する選手になりたいと思って挑戦を決めた」と話した。契約期間は8月1日から来年5月末まで。世界選手権後にオフを取り、9月中にドイツに渡る予定だ。

 元日本代表の大友愛さんの長女である秋本は、東京・共栄学園高3年時に主将として春高バレー優勝に導き、1月に姫路に入団。卒業式に出席した翌日の3月5日から本格的にチームに合流した。4月には日本代表に選出され、ネーションズリーグ4位に貢献したホープだ。

 ただ、日本代表として戦っても「日本で活躍している選手にも、海外で活躍している選手もいる。それでも海外の選手には勝てないと学んだ」と歯がゆい気持ちが残る。母・愛さんと相談し「『行っておいた方が絶対成長できる』と言ってくれて、前向きな言葉をかけてくれた」と決心した。

 ドレスナーSCは、ドイツカップで7度の優勝を果たしており、直近では2025年に頂点に輝いた。ドイツリーグでは6度優勝。2010年には欧州カップで優勝した強豪チーム。「日本のチームに貢献できるように、全ての部分で世界に通用する選手になりたい」と力を込めた。

 将来的な目標は「オリンピックに出て、金メダルをとれるチームに自分ができる選手」。海を渡り、レベルアップした姿で日本に戻る。

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