バレー女子 次世代エース・秋本美空が初スタメンで11得点の躍動「自信を持ってプレーしていきたい」

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本3-0韓国」(10日、千葉ポートアリーナ)

 1次リーグが行われ、2大会連続のメダルを狙う世界ランキング5位の日本は、同34位の韓国にストレート勝ち。初スタメンだったチーム最年少の秋本美空(18)=姫路=は11得点を決める活躍を見せ「韓国相手でも通用すると分かった。自信を持ってプレーしていきたい」と振り返った。

 先発を告げられたのはフランス戦があった9日の夕食前。「(主将の石川)真佑さんの代わりに自分と言われた。ちょっとプレッシャーがあった。精いっぱいのプレーをしようと思った」と話した。

 第1セットの13-16で、レフトからのスパイクを決め初得点。第2セットでは、18-14でレシーブから攻撃につなげ強打をたたき込むと、24-24のピンチでは自らのブロック1枚で攻撃を阻む大活躍。ただ、自己評価は「65点」と厳しめで「真佑さんみたいにラリーを取り切る力がなくて、苦しい展開になってしまった。もっと練習で詰めていきたい」と反省した。

 次戦は12日のポーランド戦。「出られる場面は少なくなってくるので、その短い期間でどれだけ自分がやってきたことを出せるかがこれからのアピールにもなる。自信を持ってプレーしていきたい」と力を込めた。

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