親子関取、兄弟関取、同部屋トリプル昇進!大相撲新十両は話題満載【番付編成会議】
日本相撲協会は30日、名古屋市のIGアリーナで秋場所(9月14日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士5人を発表した。
新十両は名古屋場所で幕下を全勝優勝した朝白龍(高砂)、石崎改め朝翠龍(高砂)、旭海雄(大島)、西ノ龍(境川)の4人。
昨年名古屋場所で左膝前縦じん帯断裂の重傷を負い、今年春場所で三段目から復帰した大関経験者の朝乃山(高砂)が昨年秋場所以来6場所ぶりに関取に復帰した。
朝翠龍は幕内朝紅龍の弟で、今年夏場所の王鵬と夢道鵬以来、史上24例目の兄弟関取となった。
新十両力士が4人誕生するのは2023年秋場所の高橋(現白熊)、朝紅龍、天照鵬、大の里以来。
高砂部屋では3人が十両に同時昇進。これは1979年秋場所に佐渡ケ嶽部屋から琴の龍、琴千歳が新十両、そして琴立山の再十両以来。
西ノ龍は父に元幕内常の山を持つ。親子関取は24年九州場所の大碇と若碇(現藤ノ川)以来14例目。なお、今年夏場所には元関脇貴闘力を父に持つ夢道鵬が昇進しているが、先に兄の王鵬が関取となっているため、過去の例にはカウントされない。





