鍵山優真 初戦Vも後半にミス連発 体力もたず反省「がたがた崩れていった」
「フィギュアスケート・みなとアクルス杯」(21日、邦和みなとスポーツ&カルチャー)
男子はミラノ・コルティナ五輪シーズン初戦の鍵山優真(22)=オリエンタルバイオ・中京大=が、SPに続いてフリーもトップの合計277・33点で制した。4回転ジャンプはサルコーとトーループに成功し、後半のトーループで2回転になるミスがあった。女子は松生理乃(中京大)が合計195・02点でSP2位から逆転優勝した。
鍵山はフリー後半で暗転した。トーループが2回転になり、連続3回転を予定したフリップ-ループはループが1回転に。「『きつい』と、がたがた崩れていった。疲れている中でも踏ん張り切れる体力づくりをしたい」と反省した。
五輪を意識し、イタリアのオペラ「トゥーランドット」で勝負する。同じ曲でトリノ五輪を制した荒川静香さんの代名詞「イナバウアー」を組み込み、観客の反応は上々。「最終的に五輪の舞台で完成させたい」と意欲的に話した。





