朝乃山が白星発進、大鵬さんの孫・夢道鵬をすくい投げで破る 新会場は「巡業みたい」

 「大相撲名古屋場所・初日」(13日、IGアリーナ)

 西幕下筆頭で大関経験者の朝乃山(高砂)は、先場所後に十両から転落した西幕下2枚目で横綱大鵬の孫である夢道鵬(大嶽)と対戦。すくい投げで白星発進を決めた。

 立ち合いで右を差して前に出た朝乃山。相手の左上手投げで体勢を崩しながら、かいなを返してすくい投げで決着を付けた。「土俵際で投げを打たれても反応できた」とうなずいた。

 昨年名古屋場所の幕内4日目の取組で左膝前十字靱帯を断裂。手術、リハビリを経て今年春場所に三段目で復帰した。三段目を全勝優勝、西幕下14枚目で迎えた夏場所は6勝1敗で関取復帰目前の番付に戻していた。

 朝乃山は「1年ぶりに名古屋に戻れて良かった。結果も大事だがケガをしないよう、一歩一歩着実に行きたい」と語った。不祥事での謹慎期間を挙げ「この1年は謹慎よりは早く感じた」とリハビリ、体力強化に取り組んだ時期を振り返った。

 新会場の印象を「巡業みたいですね」と語った朝乃山。「でも本場所なので。愛知県体育館よりは涼しい。しっかり汗をかいて準備しています」と語っていた。

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